エコール・サンパの新しいホームステイプログラムの『バスクでのホームステイ』第1号として、3月に行かれたAkihiroさんの素敵な体験記を、みなさんにご紹介します。
はじめに
今回のホームスティの目的は、今まで2年間学んできたフランス語を現地で確かめ自分の現在の実力を確かめることと、バスク地方の自然、文化に触れることでした。初めてのホームスティを通して、通常の観光とは一味違った現地人との交流をすることも大きな目的でした。
ジャン・リュック&カロリーヌ夫妻の大きなサポートもあり、彼らと現地フランス人との会話において、フランス語のみの意志疎通ができ、第一の目的は達成することができました。また、今まではあまり触れることのなかったバスクについて、歴史、宗教、料理等の文化と素晴らしい景観に触れることができました。
ホームスティでフランスを身近に感じられ、私自身の貴重な経験になりました。そして、今後のフランス語学習の自信にもなり、自分の財産となったと信じています。また、現地での自分を思い描き、事前に準備をしておいた事が、ホームスティでの生活を充実に繋がったと思っています。
準備
フランスには、今まで2回訪れたことがありました。しかし、久しぶりの海外、しかも初めての一人旅行、更に不穏な世界情勢もあったので、十分な準備が必要と考えていました。
まず最初に、フランス語のみで最低限の意志疎通を目指して、週一回のサンパの授業以外に、フランス国民教育省のDELFのA1,A2を取得しました。
安全対策としては、外務省のホームページや私自身が勤務する企業の海外渡航に向けた注意点を熟読しました。そして、サンパのホームスティご担当の大塚さんとの3回の面談を通して、観光先ルート、移動時のシミュレーション、現地での服装、持ち物、安全に関するアドバイスをして頂きました。
最後に夫妻との交流を円滑にすべく、事前に娘さんのマリーヌ講師に夫妻の嗜好を確認しました。また、事前にE-Mailを送り自己紹介をすると共に、空港ですぐに私を見つけて頂けるように写真を送付しました。
これらの段取りを終えた事で、自分としては万全の準備でホームスティに臨みました。
初対面
パリから乗り継ぎポーに夜9時過ぎに着くと、夫妻が私をすぐに見つけて笑顔で迎えてくれました。握手を終え、自己紹介を済ませるとやっと安堵することができました。車の中でここまでの旅の様子や事前にメールで書いたことを元に、自分の方から積極的に会話をするように心掛けました。二人共、とても気さくに受け答えをしてくれたので話しやすかったです。家に着くと、早速全ての部屋の案内をして頂いた後、1階の寝室で荷物をほどき、用意していた土産と事前に考えていたメッセージを伝えました。移動と時差ボケの疲れはあったのですが、最初が肝心と思いました。日本の民芸物が好きなカロリーヌには、桃色の地に鶴の絵の描かれた扇子とハンカチ、お酒の好きなジャン・リュックには日本酒を用意し、土産の説明とこれからお世話になる旨を伝え、大変喜んで頂けました。必ずしも土産が必要という訳ではないのですが、話のきっかけとして良かったと思っています。
続きは次回お伝えします♪
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