2012年5月12日土曜日

Montbard(モンバール)へ行かれた生徒さん"Takako Nさん"の留学体験記 [前編]


皆さん、こんにちは!
今回は、月曜日にいらしている、ブノワの生徒さん、Takako Nさんの留学体験記の[前編]をご紹介したいと思います。Takakoさんは、Bourgogne(ブルゴーニュ)地方のMontbard(モンバール)にあるClaudine(クローディンヌ)のお家での一週間留学滞在をされました。読めば読むほど、Takakoさんが、いかに楽しまれて、貴重な体験をされてきたかが伝わってきます!素敵なお写真もたくさん頂きました♪Takakoさん、Merci beaucoup!!



長く勤めた仕事を辞めて自由な時間を手に入れて、
さて、なにをしよう?と考えた時、すぐに頭に浮かんだのが、
「フランス語の勉強」でした!
学生時代に触れたものの打ちのめされ、これまでの人生でカケラも役に立っていないもの・・・。
いつかやっつけたい!と思っていたもの・・・。
ようし!と飛び込んだ「Ecole Sympa」は本当にSympathique!!
すっかりその気になり、5か月後には生まれて初めての一人旅。
ブルゴーニュの小さな駅で、クロディーヌ先生にご挨拶していました。

冷たい秋雨のそぼ降る中、クロディーヌの運転で走るMontbardの町は、まるで中世に迷いこんだよう!
そしてクロディーヌの家も!
アーチをくぐり小さな中庭に面した石作りの建物がクロディーヌの家でした。
17世紀に建てられたものだそうです。
この中世に迷いこんだような家で、私の1週間が始まりました。

翌朝からさっそく授業開始です。

クロディーヌは、素晴らしい先生でした!
みごとなまでにプロフェッショナルです!

初日、まず「あなたは文法や語彙など分かっているから、ここでの1週間はすべてフランス語で行いましょう。」と言い渡されたのでした。
『分かってなんかないわい!』と内心思いましたが、せっかくの機会、やってみることにしました。
といっても授業では、名詞の男性形・女性形の区別、冠詞の区別、tout, tous, toute,toutes,
の使い方など、基本に終始しました。
つまり、いい加減にしてきたところをしっかり入れてくださり、特に冠詞については、
きちんとやっておかないと、もっと先へ行って、あなたのコンプレックスになるといけないから、との説明には有り難いなぁ、と思いました。
授業では目からうろこがポロポロ・・と解ったつもりになるのに、夜、復習するとまたごちゃごちゃになっている・・・。
フランス語は本当に難しいです。
授業のことはこんなところです。


さて1週間のスケジュールは、午前中が授業、午後は自由時間とクロディーヌによる近隣の名所案内など。私は世界遺産の「フォントネー修道院」と「アンシー・ル・フラン城」
に連れて行っていただきました。
建物も庭も、その空間の気配も日本にはまったくないものです。
「フォントネー修道院」はどの角度から見てもどこを彷徨い歩いても、その造形はみごとで、ため息をつきたくなるほど素敵です。
しかも、使われなくなって何百年も経っているのに、そこに確かに修道士たちの祈りが感じられるのです。暖房もない厳しい日々、敬虔な祈りと労働だけで過ごした修道士たちの祈りの気配。


この続きは、後編でまたご紹介致します。どうぞお楽しみに♪

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