2010年11月25日木曜日

フランス語のh(アッシュ)について


こんにちは。 えりこです。

今日はフランスでのh(アッシュ)にまつわる面白かった体験をお話しようと思います。


最近「ハイボール」が流行ってますよね! 飲みやすくて私も大好きです。

フランスにいる頃、そんなウイスキーに関係があるアルバイトを見つけました。

どんなバイトかと言うと日本のある有名なウイスキーの会社の人たちが 私が当時住んでいた町にウイスキーの宣伝に来るので 通訳をしてほしいという話でした。


私は面白そうだなと思い 応募してみました。

するとその街ではわりと大きな酒屋で顧客を集めての試飲会でした。


当日、その会社の簡単な説明と試飲の際の 通訳をさせていただきました。
(緊張して上手く出来ませんでしたが 涙)


紹介するウイスキーは数種類ありました。


皆さんご存知の「山崎」「響」「白州」の年代の違うものが用意されていました。

そこでフランス語と日本語の大きな壁にぶつかりました!!

フランス語ではh(アッシュ)は読みません。


響と白州は
響→(h)ibiki 白州→(h)akusyu

とフランス人は読みます。


「いびきを飲みたいんですが」
「あくしゅうを試したいのですが。どういう味ですか。」 と言われ初めてそこで気づきました。

ああ、彼らは何のためらいもなくhを読んでないから ウイスキーの名前がびっくりする名前に変わってることに 気づいてないんだと・・・・。

私にとっては衝撃的な体験でした(笑)

ちなみにhには無音のhと有音のhがあります。
無音の場合はエリジョンとリエゾンが行われます。

例えば、無音のhの場合はl’homme=人間、男性 (ロム) 複数だとles hommes (レゾム)
となります。
有音のhの場合はle héros =英雄(ルエロ)複数だと les héros (レエロ)になります。

有音と無音の違いが分かりましたか?

有音の場合は辞書でその単語を調べると、小さな十字架マークがついていますので
それで見分けることが出来ます。是非これからは気をつけて辞書を見てみてくださいね。

月曜日にしんすけさんの誕生日(Bon anniversaire  しんすけさん!!)と一緒に
のぶさんが作ってくださったケーキ(のぶさん、ありがとうございました。美味しかったです!!)
を皆で食べてそして美味しいワインを飲みました。楽しかったですね!!


そして、突然ですがこれが私の最後の記事になります。
皆様、今まで本当にありがとうざいました。
皆様のお陰で素晴らしい時を過ごすことができました。
サンパでの一年4ヶ月は私にとって決して忘れることが出来ない経験になりました。


後任の伊藤松子(いとうまつこ)はフランスでの経験豊富ですので
皆様にさらに良いアドバイスが出来ると思います。


それではまたいつかお会いできる日まで! A bientôt !


えりこ

2 件のコメント:

  1. エリコさん、お疲れ様でした。
    最後にお会いできず残念。
    何だか寂しくなります。。。

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  2. えりさん


    こちらこそ寂しいです・・・
    火曜日は具合が悪くはやく帰らせていただいたんです。

    今までお世話になりました。
    えりさんとお話できる火曜日楽しかったです!
    また遊びにいくのでその時は宜しくお願い致します。

    えりこ

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